◇ヤクルト5-6中日(神宮)
初スタメンのブライトが決勝ソロ。細川にも1号が飛び出し、9試合目にして打線が機能した。それ以上に手応えを感じたのは走塁意識の高さだ。二回の攻撃で岡林が二盗を決め、悪送球の間に三塁へ。得点には繋がらなかったが、今季2個目の盗塁。昨季はわずか10盗塁に終わっただけに、今年は大幅増を期待したい。
さらに素晴らしかったのは、五回だ。三塁走者のカリステが、三ゴロの間に本塁に突入。超積極的な走塁で一時勝ち越しとなる1点をもぎ取った。暗いムードになりがちな打線の中で、チームを鼓舞するプレーだった。
八回には代走の樋口が二盗を試みた。アウトにはなったが、常に先の塁を狙う姿勢は示せた。次の試合以降を積極的な走塁を続けてもらいたい。
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