宝の持ち腐れにしないために

◇中日０-３DeNA(バンテリン)

　打線が沈黙し、4連敗。先発の涌井も粘り強い投球をみせ、後を受けた根尾、勝野、梅野が無失点リレーでつないだが、勝利には至らなかった。この日は根尾が自己最速となる155キロを計測。勝野に至っては自己最速の160キロを2度も記録し、球場内をどよめかせた。

　マルティネスとジャリエル・ロドリゲスの球団記録161キロには届かなかったが、球団の日本人最速記録となった。剛腕がひしめく中継ぎ陣を生かすも殺すも打線次第。細川が離脱してしまったのは痛すぎるが、残るメンバーの奮起を期待したい。