◇7日 中日2-1DeNA(バンテリン)
中田の調子が上がらない。初回に上林の2点本塁打で先制するも追加点が奪えず、投手陣が何とか踏ん張って連敗を止めた。5番一塁で先発した中田は、3打数無安打で2三振。大減量で臨んだ今季だったが、出場21試合で打率1割7分9厘、本塁打2本、打点4。得点圏打率は0割9分3厘と苦しんでいる。
得点力の乏しいチームの中で、状態が良さそうなのが高橋周平だ。この日は代打で中飛に倒れたが、スライダーをうまく捉えていた。中田の長打力は魅力だし、中田1人に責任を押し付けるつもりはないが、今後は三塁に高橋周平を起用し、一塁はボスラーと中田の併用にすべきだ。4番は固定できるのが望ましいが、日替わりにならざるを得ない。
この戦力で9連戦を勝ち越しで乗り切ったのは立派。当面は少ない得点を投手陣で守り切る戦い方になるが、打線が爆発する試合もないと長続きしない。高橋周平だけでなく、土田や鵜飼への期待も大きい。生え抜きの選手たちが奮起することを願う。
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