おかえりレン

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◇中日2-6ヤクルト(バンテリン)

 敗色濃厚の九回のマウンドに上がったのは、先日支配下選手に復帰した近藤廉。2年前のDeNA戦で1イニング10失点。5四死球を出して62球も費やし、防御率は72.00。その年のオフに育成契約となっていた。しかし、悪夢を見た左腕は決してあきらめることなく、1軍に戻ってきた。この日は力強い直球で1番から始まる上位打線を相手にヒット1本を打たれはしたが、無四球、無失点。井上監督は試合後、「ああいう形であれば登板数は増えていくと思う」と期待を寄せた。29日から9連戦となる中、強力投手陣に貴重な左腕が加わる。

 2軍では、同じく育成から支配下となった左腕の三浦が好投を見せており、安心ばかりもしていられない。現状、1軍の左投手は、齋藤、橋本に近藤を加えた3人。齋藤、橋本ともに防御率0点と貫禄の投球を続けており、近藤も今後、首脳陣の信頼を勝ち取って1軍戦力に割り込みたい。

 

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